ナッツ&ミルク【ファミコン】:ファミコン初のサードパーティ発売のゲーム

ファミコン初のサードパーティによるソフトとなったハドソンのゲーム。「ロードランナー」と共に発売された。

パステルカラーを多用したキャラクターは丸みを帯びたかわいらしいデザインで、男の子だけでなく女の子もターゲットにして作られている。単純明快なゲーム内容で一定の支持を受けた作品である。

ジャンル アクション

発売元 ハドソン
開発元 ハドソン
発売日 1984年7月20日
価格 4,500円

 

ゲームシステム

主人公のミルクを操作して、恋人ヨーグルの家に向かう固定画面式のアクションパズルゲーム。ステージに散らばっているフルーツ(リンゴとバナナ)をすべて取って、ヨーグルの待つ家を目指す。制限時間内にヨーグルの元にたどり着くことができればステージクリアとなる。

ミルクはジャンプすることしかできず、敵を直接攻撃できない。移動とジャンプのみで敵をかわし、クリアを目指す。

色違いの敵キャラ「ナッツ」に触れたり、画面下の水に落下したり、制限時間がゼロになるとミスになり、残機が無くなるとゲームオーバーとなる。

操作方法

十字ボタン 主人公(ミルク)の移動
Aボタン 主人公(ミルク)のジャンプ
Bボタン 主人公(ミルク)のジャンプ
セレクトボタン ゲームモードの選択
スタートボタン ゲームのスタート

 

登場キャラクター

ミルク

本作の主人公。体の色はクリーム色に近いピンク。

 

ヨーグル

リボンを着けたミルクの恋人。

 

ナッツ

ミルクに向かってくる敵キャラクター。体の色は水色。1面につき1~3人登場し、ミルクが接触するとミスになる。

 

ヘリコプター

ゲームモードBに登場するボーナスキャラクター。S字を描きながらゆっくりと画面を横切る。

 

飛行船

ゲームモードBに登場するキャラクター。ヘリコプターと同じく画面左右から登場し空中を漂い、触れるとミスとなる。

 

火の玉

ボーナスステージに現れるキャラクター。画面左右から登場するが、飛行船よりも動きが速い。

 

評価

本作は全50面で構成されており、3~4面で無限ループのゲームが多い中で遊び応えがあった。

また、ファミコン初のエディット機能が付いており、自分で作ったステージに挑戦することもできた。任天堂が作るゲームとは一味違う印象を与えるものとなっている。