ポパイ【ファミコン】:記念すべきファミコンのローンチソフト その3!ゲーセンのゲームが家でできる!!!

1982年にアーケードで稼働した固定型アクションゲーム。

ファミコンのローンチソフト(新しくゲーム機を発売する際、同時に発売されるゲームソフト)のひとつである。ほうれん草を食べると超人的パワーを生み出すポパイで有名なアメリカの漫画「ポパイ」(1929年)を題材にしている。

ジャンル アクション

発売元 任天堂
開発元 任天堂
発売日 1983年7月15日
価格 3,800円

 

ゲームシステム

ステージ構成は全3面。1面はドック、2面は街、3面は船上になっている。

ポパイを操り、宿敵ブルートの妨害をかわしながら、画面上で恋人オリーブの投げるハートや音符、アルファベットを全て受け止めればステージクリアとなる。

ポパイはAボタンでパンチを使えるがブルートに直接攻撃はできない。通常状態では触れただけでミスになる。各ステージに出てくるほうれん草を食べれば音楽が変わり、ポパイの肌に色が変わり、パワーアップして無敵となり、ブルートに直接触れるだけで倒せるようになる。

ステージによって仕掛けが異なり、1面は桶を使ってブルートを攻撃できる。2面はジャンプ台がありジャンプ台の上に浮かぶスィーピーにタッチすると500点。3面はスライドする台がある。3面をクリアすると難易度が上がった1面に戻るループ制になっている。

 

操作方法

十字ボタン 主人公の移動
Aボタン パンチ
Bボタン 使用しません
セレクトボタン ゲームモードの選択
スタートボタン ゲームのスタート

 

登場キャラクター

ポパイ
本作の主人公。水兵(船乗り)のセーラー服姿でいつもパイプを口にしている。ひしゃげた顔の小男で、両腕には錨の形の入れ墨をしている。

缶詰に入ったほうれん草を食べて超人的なパワーを生み出し、ブルートをやっつける。

 

オリーブ
ポパイの恋人。オリーブは何度助け出しても直ぐにまた連れ去られます。

 

ブルート
ポパイの同僚の水兵で恋敵。身長2メートルを越すヒゲ面の大男。ポパイ以上の腕っ節の強さを持つ。オリーブに惚れており、ポパイから何とか奪い取ろうと画策している。

 

評価

原作の設定を忠実に生かしながら、面白みのあるゲームに仕上がっている。操作性もよく、テンポも悪くない。

ただ、3面構成なので飽きが来るのは速いかもしれない。それを言うなら、ドンキーコングもそうなのだが。